☆きらきら☆

「だれよりもすきだったサッカーver」掲載中


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51きみ想う夏の日々2





窓の外を田舎の風景が通り過ぎていく。
古い車両ががたがたと揺れるたび高村の短くなった髪の毛が小さく揺らめく。
そのたびにオレの鼓動も揺れる。
ほんのちょっとでも動けば、互いの足が触れしまいそうで妙に体に力が入る。
毎日こんな時間まで一人熱心に勉強してる高村。
彼女は今どんな思いを抱えているんだろうか。



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50きみ想う夏の日々1



それから高村は休むことなく、夏期講習に参加し、図書室へと寄っているようだった。
このクラスの連中はおおよそグダグダとおしゃべりに興ずることがほとんどない。
仲は良いがそのあたりのけじめというか割り切りがはっきりしている。
当然高村もそういう性質で講習が終わればとっとと教室を出て行ってしまうから、
あいつと話すどころかまともに顔を合わすことさえない日がほとんどだ。
それでもごくたまに目が合うこともあって、そんなときに目を逸らされることはもうなかった。
ぎこちないのはお互い様ではあるけれど。



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49この想いの行方11




翌日。
駅に高村の姿はなく、正直がっかりした気持ちで学校へ向かう。
昨日確かに「また明日」って言ってくれたのに。
あいつを見かけたら、「おはよう」って声をかけようと決めていたけれど、その意気込みは一瞬でしぼんでしまう。
当の本人がいないんだから仕方ないってわかってるけれど、
でもやっぱりあいつはとても学校どころじゃないのかもしれない。
オレの推測が当たっているなら、それは当然のことだ。



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48この想いの行方10


高村の家の前に着くころには空は藍色になっていた。
駐車場の二台の車を門燈が照らし出す。
その明かりが届くか届かないかって場所で自転車を停めた。



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47この想いの行方9


それからは少し互いの間の空気が緩んだ気がして足取りは軽かった。
ようやく山の上に高村の町が見えてきたあたりでオレも高村も足を止める。
元々ひとけの少ない旧道。
最後にここを通ったのがいつだったか、思い出せないくらい前だ。
梅の家に行くにも、この道は通ったことがない。
その理由は、目の前にそびえたつ長い長い階段。
これを登らなきゃ、町には入れない。


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