☆きらきら☆

「だれよりもすきだったサッカーver」掲載中


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53きみ想う夏の日々4



そろそろ就寝時間になる。
天文台を出て、階段を降りていくと体育館の方はまだ騒がしく、廊下には人影はない。
まだ余裕があるようだ。
宿泊棟の部屋へと向かうけれど、そこで少し違和感を覚えた。
静かすぎる。
それに、部屋のドアから顔を出してこっちを伺っていたやつが数名。
オレに気が付いて慌てて引っ込んだ。
「?」
微妙な不快感を抱きながら部屋のドアを開けると、中には教師が数名、部屋の連中を取り囲むように立っていた。
生活指導部の教師たちだ。
部屋のやつらは全員床に正座させられている。



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52きみ想う夏の日々3


一週間の学習合宿は山の中のセミナーハウスで行われる。
参加する講義の時間以外は自習室で勉強するのが基本。

「どこの部屋にする?」
「どこでもいいよ、サッカー決めて」
「お前らマジでやる気ねえな。マンガばっか持ってきやがって」
「えへへ。まぁいいじゃん?静かにしてっし。あ、できたら可愛い子がいるとこがいい」
「ったく・・・・」
一緒に参加した友人たちを連れて、結局オレは和室を選んだ。
「ゴロゴロできるし、ここいーじゃん!」
あいつらも気に入ったようだ。



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51きみ想う夏の日々2





窓の外を田舎の風景が通り過ぎていく。
古い車両ががたがたと揺れるたび高村の短くなった髪の毛が小さく揺らめく。
そのたびにオレの鼓動も揺れる。
ほんのちょっとでも動けば、互いの足が触れしまいそうで妙に体に力が入る。
毎日こんな時間まで一人熱心に勉強してる高村。
彼女は今どんな思いを抱えているんだろうか。



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50きみ想う夏の日々1



それから高村は休むことなく、夏期講習に参加し、図書室へと寄っているようだった。
このクラスの連中はおおよそグダグダとおしゃべりに興ずることがほとんどない。
仲は良いがそのあたりのけじめというか割り切りがはっきりしている。
当然高村もそういう性質で講習が終わればとっとと教室を出て行ってしまうから、
あいつと話すどころかまともに顔を合わすことさえない日がほとんどだ。
それでもごくたまに目が合うこともあって、そんなときに目を逸らされることはもうなかった。
ぎこちないのはお互い様ではあるけれど。



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49この想いの行方11




翌日。
駅に高村の姿はなく、正直がっかりした気持ちで学校へ向かう。
昨日確かに「また明日」って言ってくれたのに。
あいつを見かけたら、「おはよう」って声をかけようと決めていたけれど、その意気込みは一瞬でしぼんでしまう。
当の本人がいないんだから仕方ないってわかってるけれど、
でもやっぱりあいつはとても学校どころじゃないのかもしれない。
オレの推測が当たっているなら、それは当然のことだ。



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